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【雑穀】アワに新品種、新たな商品開発に期待感

新型コロナの5類移行を受け、外食・中食への提案が活発になってきた。コンビニでは「もち麦おにぎり」「キヌアサラダ」の商品化、カフェでは「雑穀ランチ」のメニュー化がみられる。加工食品では製菓製パンなどの引き合いも。「十六穀スナック」「五穀パン」といった商品化が進んでいる。雑穀の新品種では、「アワ岩手糯11号」が登場。黄色味、粒感、ルテインなどが評価され、今後の商品開発に期待が高まっている。新たな機能性研究では、セカンドミール時の血糖値低下に関する研究成果が報告された。

アワ新品種「アワ岩手糯11号」  色味、粒感、ルテインに注目

「アワ」に新品種が登場した。2014年の「ゆいこがね」以来、9年ぶりの品種改良となった。食品製造事業者などによる調査では、「食感」「色合い」「風味」「味わい」の項目で高評価が目立つ。日本雑穀協会法人会員からは、「大変興味深く、当社でも取扱いたい」「うるち粟やもち粟と比較し、黄色の発色が非常に良い」「製パンや雑穀ミックス、和菓子の彩りにピッタリ」「非常に味が濃く、色合いも鮮やか」などのコメントが寄せられている。
この品種は、岩手県農業研究センターが4年かけで改良したもの。従来品種「ゆいこがね」よりも鮮やかな黄色と大きさを実現した。このほか、機能性を高めていることも特長のひとつ。ゆいこがね比で最大40%アップした。。。

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