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【水素】上期「経営良好」5 割超

昨年来、再び成長軌道に乗った水素商材。国内市場では医療機関や治療院、エステサロンなど施設への導入が進み、施設を介して一般消費者にも売れ行きが広がっている。またコロナ収束に伴い、主要販路の対面販売チャネルやフィットネスクラブの会員数・売上高の回復―― などを受け、今年上期の経営状況について「良かった」と回答した企業は5割超と、滑り出しは上々だ。さらに今回の取材では、海外輸出のV字回復が顕著に。輸出国もアジア諸国に加え、欧米諸国、中東諸国と、水素商材のマーケットが世界中に広がっていることがうかがえた。今年上期の水素商材市場の動向をレポートする。

水素商材、医療機関への導入進む

2023年通期の水素商材市場(メーカー出荷金額ベース)は、前年比1割増の約236億円となり、コロナ収束で久々に大きな伸びを示した。今年上期の水素商材市場の動向についても、今回の取材で、上場の滑り出しとなっていることがうかがえた。本紙編集部では、今年3月中旬から4月初旬に掛けて、水素商材の主要メーカーへの訪問・アンケート調査を実施。42社から回答を得た。今年上期の業況について、「良かった」との回答は53.7%となり、昨年調査より13.7ポイント増加した。今回の取材では、昨年同様、水素吸入器の売れ行きが伸びていることがわかった。業務用は、主に医療機関や治療院を中心に導入が進んでいる。医療機関でも内科や外科、循環器科などに加え、最近は産婦人科、眼科、歯科などに広がっており、水素吸入を治療補助に利用している医療機関は1,000施設以上に上るもよう。。。

続きは、本紙4月17日発行号(1786号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから

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