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【グルコサミン】NAG、機能性表示食品で拡大

 関節サポート素材として抜群の認知を誇るグルコサミン。原料サプライヤー各社への取材から国内流通量は前年並みの1,300t台と推測される。高齢者ユーザーが多いグルコサミンは、底堅い需要が続く一方、中年層へのアプローチやスポーツ領域への用途提案も進む。機能性表示食品では、「関節」「肌」カテゴリーで150品を超える。N-アセチルグルコサミン(NAG)を機能性関与成分とした受理件数が増え、Wヘルスクレームの製品上市も目立つ。「関節」カテゴリーにおける新たなヘルスクレームや、「関節」カテゴリー以外のヘルスクレームを用いて届出の準備を進める動きもある。

「関節」「肌」分野で 機能性表示食品は150品超に

関節サポート素材の代表格として長年にわたり利用されているグルコサミン。女性誌「ハルメク」をグループで発刊するハルメクホールディングスのハルメク生きかた上手研究所が、昨年9月に50〜79歳女性476人を対象に行った調査で、健康に関する事柄で重視することを聞くと、「一生自分の足で歩きたい」が89.7%でトップだった。60代、70代は9 割を超える。こうした調査からもグルコサミンのニーズの底堅さがうかがえる。グルコサミン、N-アセチルグルコサミンを活用した機能性表示食品は「関節」「肌」カテゴリーで150品(撤回除く)を超える。この1年間の受理は30品以上。「関節」を中心に、N-アセチルグルコミサンを機能性関与成分とした機能性表食品が増えている。。。

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