添加剤の選択が品質、コスト、完成度を大きく左右
携帯性、服用性に優れていることから、健康食品の中で最もポピュラーな形態となっている錠剤。同じように携帯性に優れているカプセルと比較しても、コストメリット、消費者ニーズの点から依然として錠剤優位といわれている。その製造工程において重要な役割を担っているのが添加剤だ。添加剤は造粒、打錠、仕上げといった工程で、錠剤の成形性、崩壊性、流動性などのコントロールに欠かせない存在であり、その処方は、コスト、加工時間、作業性、品質、完成度などに大きく影響する。添加剤の有効な利用が商品開発のカギとなることもある。これまで、使用される素材が定番化していた添加剤だが、近年では、医薬品用添加剤が、食品添加物として認可されるケースが増加、選択範囲が拡大している。
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【特集】錠剤用添加剤(1188号)
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