特集

スマホ普及で進化する美容施設

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【特集:WEB&モバイル 集客・販促】

 インターネットの利用者数は9462万人、人口普及率は78.2%となりいずれも過去最多を更新している(総務省 平成22年通信利用動向調査)。世代別では13歳から49歳までの利用率は94%以上。企業にいたっては98.8% に上る。初めての美容施設を探す際には76%がインターネットにより情報収集を行うことも判明しており、集客・販促においての役割は非常に大きい。


スマホ、タブレット端末の普及で環境変わる
 
 利用端末別にみると、「パソコン、モバイル端末併用」が最も多く、6,495万人(利用者全体の 68.6%)。次いで、「パソコンのみ」が 1,509 万人(同15.9%)、「モバイル端末のみ」が 744万人(同 7.9%)となる。スマートフォンやタブレットなど高機能端末の普及が飛躍的に進んでいることからモバイル端末経由の利用率は今後さらに上がると推測されている。
 高機能端末の普及は美容施設にも変化をもたらせている。ネットをみる情報端末としてはもちろん、接客ツールとしても導入する施設が増加。カウンセリングやヘアスタイル提案、待ち時間や施術中には販促にも活用されている。また、高機能端末を導入することにより美容施設のインターネット設備環境やスタッフの意識も変化し、予約管理などIT システムの導入やSNSを開始するきっかけにも繋がっている。
 美容施設向けの予約管理システムは10 年ほど前からあるが、ここ2、3年で導入する施設が増えているという。実際に導入したサロンでは「予約の電話が減ることで仕事に集中できるし、提案の質もあがり客単価も上がる」と好評。ある美容室ではシステムからの予約が5割を超えるという。導入コストは低価格化しており、月額の利用料は5千円~1万円弱程度になっている。
SNS を活用しているかで大きな差
 高機能端末と相性の良いSNSは、より身近なものになってきており、活用は必須。facebookなど実名制のサービスが拡大することによって、ビジネスの世界への影響も大きくなっており、特にブランディングでSNS を活用しているかでは、大きな差が出てきているという。
 デジタルハリウッド大学教授の三淵啓自氏は、・・・
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