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「都市観光ホテル」でシェア獲得へ

hoshino.jpg発表する星野佳路代表

 4 月13 日、星野リゾート(長野県北佐久郡)は、7 月20日に開業する「星のや東京」をはじめとする新規開業、リニューアルに関するニュースを発表した。

 会の冒頭、「星野リゾートの美食」をテーマにした発表では、「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」と「星のや竹富島」を動画中継で生放送。シェフ自ら料理の魅力を伝えた。

 その後、星野佳路代表が今後の展開と戦略を発表。トピックスとして来春から運営する都市型ホテル「旭川グランドホテル」の運営受託を挙げた。同氏は地方都市のビジネスホテルやシティホテルに都市観光のための宿泊需要が多い現状に触れ「宿泊者にとって利用しやすい都市観光ホテルへ再生し、観光市場のシェアを取る」と述べた。また、インバウンドへの取り組みについて訪日外国人の訪問先が上位10 都道府県で8 割を占める現状に「インバウンドの導線を大都市から地方へ」と課題を挙げ、同氏は「星野リゾートの魅力をしっかり伝え、まず日本人に認められること。それが結果的にインバウンドへのアピールになる」と方策を述べた。同社の運営施設は35拠点(海外1)、取扱高は441 億円になる。

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