特集

【特集①】スパ総特集

スパの「本当の客」は誰なのか-模索の中から浮かび上がったチャンス
今年7月、経済産業省より発表された「スパに関する調査報告」で、初めて日本のスパの市場規模が5,600億円と概算され、今後も市場拡大が見込まれている。3月「ザ・リッツカールトン東京」(東京・六本木)、9月「ザ・ペニンシュラ東京」(東京・日比谷)、11月「アルマーニ・スパ」(東京・銀座)が開業した。現在でも首都圏だけでなく、全国で新たなスパ施設が増え続けているが、ここ数年の試行錯誤の結果、マーケティング、マネジメント、人材、消費者へのPRなどの課題も浮き彫りになってきた。
月刊ダイエット&ビューティ12月号は、【スパ総特集】号です!【特集①-2】ヘッドスパ【特集①-3】スパ施設 人材教育もあわせてご覧ください


【平成19年度、スパ・サービス市場の調査実施について-経済産業省商務情報政策局サービス産業課】
今年7月に発表された報告書を受けて「平成19年度サービス産業生産性向上支援調査(タイ人スパ・サービス専門技術者の受け入れの検討に関する調査研究)」事業として、国内スパ・サービス産業の現状把握と、スパ・セラピストの質的・量的人材ニーズを捉え、タイ人スパセラピストの受け入れ可能性の検討に資する情報の収集・整理を目的とした調査が行なわれる。
◆ 国内スパ施設の動向 ◆
【リゾートスパのサービスを都会で】エステティック&スパ ビューティアベニュー ソシエ新宿高島屋タイムズスクエア店
【ザ・ペニンシュラ内のラグジュアリースパ】ザ・ペニンシュラ東京
【全国にスパを続々と展開】プリンスホテル
【スパのあるライフスタイル提案「パーティ」「ギフト」「キッズ向け」】スパリッシェ芝浦アイランド
【約70種類の豊富なアイテムから一人ひとりに合わせてカスタマイズ】YON-KA(ヨンカ)
【スパ激戦区となった横浜】
人口360万人を超える横浜市。市内には昨年から今年にかけて複合的なスパ施設が相次いでオープンした。来年には新たなスパ施設の竣工も控え、盛り上がりをみせる横浜のスパ事情を追った。
◆ 海外スパ事情レポート ◆
【スパアカデミー設立が「韓国スパ確立」の大きな契機に】取材・文:西田若葉さん(オリエンタル・アユスオーナー、カイラリ学院日本校代表、スパコンサルタント)
日本においては、まだ、スパ・サービスに係る定義や事業者の範囲について、業界内で共通認識がないのが現状である。しかし、おとなり韓国では、2003年ソラボル大学に韓国初のスパアカデミー・GYEONGU Wellbeing Academyが併設され、スパの概念が整理され、確立されるに至った。それまでは韓国でもエステやマッサージが一般的に数多く存在していたが、このアカデミーの出現によって、スパの概念をきちんと体系づけ、修得できるようになった。スパに係る理論や教育システムが構築された。校長のJANG氏に話を伺った。
【香港スパ事情2007】取材・文:大崎百紀さん
香港でスパが流行りだしたのもほぼ日本と同時期だといわれている。先駆け的な存在が九龍島の「InterContinental Hong Kong」内の「I-Spa」。2001年にOPENし、その後2004年には「GRANDHYATT」などに続々とスパがオープンし、スパブームも本格化した。(中略)目新しさでいえば、07年3月にOPENした「THE MANDARIN SPA HONG KONG」。使用する商材など05年に東京・日本橋にも開業した「ザ・スパ・アット・マンダリン・オリエンタル東京」と共通しているが、ここははやり香港。1930年代の上海スタイルを再現したデコレーションに、圧倒的に美しい香港の夜景、加えてインド(アーユルヴェーダ)や、中国伝統の手法など充実したトリートメントメニュー。

【スパ商材・各社動向】













































商品名 企業名
漢方発・体質タイプ別の痩身トリートメント『ビノア』 ㈱ラティアクリエイツ
日本唯一の温泉湯の華&水素浴『アクア・スパⅡ』 ㈱ドクターズチョイス
スチーム&シャワー『アリアスツイン』 ㈱メトス
ナチュラルミネラルウォーター『ヴィシーセレスタン』『サンティヨール』 大塚ベバレジ㈱
ゲルマ温浴器『ゲルマくん』 ㈲アルファサポート
オーガニックコスメ『スパプロフェッショナル』 スパプロフェッショナルジャパン
低温サウナ『スパラーザ』 ヘルスウェル㈱
還元水素ガス発生システム『H2OW(ハウツウ)』 ㈱テクノ工房
仏スパ化粧品ブランド『Matis(マチス)』 ㈱インターフェース





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