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「NSPA 2008 OKINAWA」開催

 NSPA 2008 OKINAWA-国際的なスパに関する会議と展示会-」が9月7日(日)~8日(月)の2日間、沖縄コンベンションセンター(沖縄県宜野湾市)で開催された。主催は、NPO法人日本スパ振興協会、NSPA2008 OKINAWA実行委員会。共催は、内閣府沖縄総合事務局経済産業部、OKINAWA型産業振興プロジェクト推進ネットワーク。
 西海岸の宜野湾に面し、まさにスパイベントに相応しい同コンベンション会場は、2日間スパのセミナーやプロダクツ展示でスパ一色に染まった。


県内外スパ関係者が集結、ブランド化に取り組む沖縄県内企業
 「NSPA 2008 OKINAWA-国際的なスパに関する会議と展示会-」が9月7日~8日の2日間、沖縄コンベンションセンター(沖縄県宜野湾市)で開催された。オープニングセレモニーで、主催のNPO法人日本スパ振興協会理事長岡田友悟氏が「スパに関する知識を広めていただくことで、今後の業界の発展、沖縄の発展、ひいては日本のサービス業の発展に役立てていただければ」と挨拶。
 引き続き、来賓として沖縄県観光商工部長仲田秀光氏(知事代理)、那覇市経済観光部長大嶺英明氏(市長代理)、宜野湾市長伊波洋一氏、内閣府経済部長市原健介氏、OKINAWA型産業振興プロジェクト推進ネットワーク会長翁長健治氏、ASIA PACIFIC spa &wellnessCOUNCIL会長のサマンサ・フォスター氏らが祝辞を述べた。
 2日間に渡り会場では、国内外専門家によるスパに関する講演や県内外出展企業によるブース展示やデモンストレーションが行われ、国際的なスパの潮流を肌で体感しようと県内エステ・スパ施設関係者はもとより県外からも来場した。
 前出の岡田友悟理事長は「スパのことを語り合えるいい機会になった。こうした活動や一般消費者にスパを知っていただく活動を今後も継続していく」。また、人材教育面において「ヘルスやビューティの分野の技術者の資格の標準化に向け準備を進めている」と話した。
 出展は、沖縄県内企業ではポイントピュール、うみない美、グッドスパビルダーズ、ゆめじん、エムズ、日本スパカレッジ、沖縄スパアカデミーなどが出展。その他の出展企業はポーラ、ポールシェリー、コーセー、タカラベルモント、メトス、コロナ、スカンジナビア、OMG、ヘルスケミカルズ、大塚べバレジ、スワロフスキー・ジャパン、タイパビリオンなど。
 海外からはASIA PACIFIC spa &wellness COUNCIL会長のサマンサ・フォスター氏やタイスパ協会会長アンドリュー・ジェシカ氏らアジアのスパ業界の第一人者が講演。沖縄関連では、琉球大学観光産業科学部准教授荒川雅志氏が「スパセラピーのエビデンス」について講演。縄県の健康ビジネス支援事業の一環としての滞在型リゾートスパの健康効果の実証試験を紹介、エビデンス戦略による高付加価値の創出の重要性を述べた。
 また、「沖縄のスパの現状と今後の展望」と題したセミナーでは内閣府沖縄総合事務局により実施された「琉球エステ・スパブランド化及び成長発展のための調査」結果報告の後、OKINAWA型産業振興プロジェクト推進ネットワーク・クラスターマネージャーの玉城昇氏が「沖縄スパ産業研究会」の活動を紹介した。

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