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中国に次ぐ有望美容市場 “インド”

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 日本小売業協会(東京都千代田区)では、3月28日より「インド最新流通視察ツアー」を開催する。申込締切は2月15日。問い合わせは協会担当者まで([email protected])

このツアーでは、中国に匹敵するポテンシャルを秘めているとされ、化粧品・美容業界にとっても有望市場であるインドの小売流通を視察。現地の化粧品関連企業のキーマンとの交流も予定している。


 人口10億人を超えるインドは、中国などと同様に、一昨年から続く全世界的な厳しい不況からいち早く回復軌道に乗せてきている。中でもインドは小売市場を外資に開放しておらず、卸売業やフランチャイズビジネスでの進出など、様々な手段で外資系企業がインド市場に根を下ろし始めている。 
 小売業界は中小零細店舗が97%を占めており、大手財閥グループをはじめ、多くの企業が業態を超え参入し、急成長を遂げている。
 インドでは、ファッションやおしゃれに消費する人たちも増加傾向にある。海外有名ブランドメーカーのトップも「インドは中国以上にポテンシャルがある」と口をそろえる。
 さらにインドの女性は白い肌に憧れを抱いており、「美白は富と権力の象徴」と見られる風土がある。中には売り上げ規模1000億とも推測される美白化粧品もあるという。
 おしゃれを意識する15歳~25歳の女性は1億人以上いる。これは2030年までは増加するとされるため、化粧品産業は確実な成長産業と見られている。

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