行政・業界動向

2025大阪・関西万博テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」

特別鼎談の模様。左から吉村大阪府知事、松井大阪市長、森下日本抗加齢協会副理事長、元東京・中日新聞論説副主幹のジャーナリスト長谷川幸洋氏。

12月9日「2025大阪・関西万博に向けた未来社会デザイン国際シンポジウム」が大阪国際会議場で開催された。(主催 日本抗加齢協会、共催 大阪商工会議所、大阪国際会議場)。テーマは「SDGsの達成とSociety⒌0の実現に向けて」。2025年日本博覧会協会事務総長石毛博行氏が「大阪・関西万博が目指すもの」と題したキーノートスピーチで、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」決定の背景を説明、さらにテーマを具体化する分野としてライフサイエンスや食の未来、AI・ロボットなど6つのフォーカスエリアを挙げ、正に未来社会の実験場として、万博を機に実証・実装する企業の参画を呼び掛けた。セッションでは、大阪におけるスーパーシティ構想や、大阪市大・府大の統合とSDGsの取り組み、スマート観光シティ大阪、世界最高水準の国際観光文化都市化への取り組み等が紹介された。また、万博での大阪パビリオン提案の一つとして、日本抗加齢協会副理事長森下竜一氏が「10歳若返るアンチエイジングエッグ」の案を紹介。加えてロート製薬、森下仁丹、わかさ生活等企業の代表も未来社会に向けた各社の取り組みをプレゼンテーションした。最後に、特別鼎談では、吉村洋文大阪府知事、松井一郎大阪市長が登壇、万博に向けた交通や宿泊といったインフラ整備の構想や、万博開催を機会としての大阪のスマートシティや国際都市実現への意気込みを語った。

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