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“睡眠”や“ストレス”に働きかける食用生薬果実 「大棗」を自社栽培し販売

■棗の他、朝鮮人参や赤ブドウ・桑の葉なども栽培する

食用(薬草・薬用果実類)の自社と委託栽培を行い、それらの収穫品を販売する農業生産法人㈱光変換光合成促進農法( 長野県岡谷市、0 2 6 6 – 2 3 -8299)では、睡眠促進作用で知られる大棗の赤い実を乾燥させた食用生薬果実「大棗(タイソウ)」を販売する。
「大棗」に含有されるオレイン酸のアミド化合物・オレアミドは、脳の髄液に蓄積することで睡眠を誘導すると伝えられており、気分障害や睡眠障害、うつの治療候補薬としても研究が進められている。またメラトニンの先駆体物質の含有が確認されており、更に「薬用植物辞典」(㈱エヌ・ティー・エス発行)には、子供の夜泣き防止効果等についても記載。加えて、栄養成分としてエネルギー代謝に関わる“ビタミンB5”ともいわれるパントテン酸を含有し、神経伝達に必要となる神経細胞及び副腎皮質ホルモンの合成を促進することで、抗ストレス効果も期待できると記述されている。
同社では、約30,000㎡の畑に大棗を約1,000本(今年で6年生木)、加えて、3年生木約10,000本を育成中。昨年の初収穫では100kg、今年は数t単位の収穫を見込んでいる。

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