（株）アイスタイル（東京都港区）は5日、2021年に注目される製品やサービスを表彰する「Japan BeautyTech Awards 2021」授賞式を開催。大賞・準大賞・特別賞の4件が発表された。
同アワードは、美容や美容領域に近いヘルスケア、ファッション領域のイノベーションやテクノロジー「BeautyTech」の周知を図るとともに、美容業界をはじめとした領域の変革を推進することを目的に昨年設立された。
第2回目となる今回は「人を幸せにするイノベーション」をテーマに、美容分野または将来的に美容分野で活用が見込まれる商品・サービス、技術や活動、取り組み等を募集。昨年を上回る65件から応募があり、5人の審査委員が「革新性」「事業性」「技術性」「話題性」という評価基準で審査を実施した。
大賞は、日本メナード化粧品（株）『刺激に敏感な肌を再現した新たな皮膚モデルの開発』が受賞。「美容の領域での商品開発の向上に貢献し得る基礎研究であることはもちろん、医療の分野でも活用されていく技術である。今後も人々を幸せにしていくインパクトのある最先端の研究」として評価された。
準大賞には（株）TRULY『TRULYチャット相談 for Business』、特別賞にオルビス（株）『通販向け出荷ラインに無人搬送ロボット（AGV)を導入し自動化促進）及びパーフェクト（株）「AR（拡張現実）技術やAI(人工知能)技術を活用した美容業界におけるソリューションサービス」が選ばれた。パーフェクトは昨年の大賞に続いての受賞となり、“殿堂入り”となった。
