カーボンレスサウナ㈱アクアエンタープライズ（東京都港区、03-3433-4177）は、排出する温室効果ガスCO2 を削減する「カーボンレスサウナ」を発売した。
熱効率を上げる断熱材を使用、複層ガラスの窓、火を使わない非焼成タイルの内装などの工夫を施し、室温70 ～75℃、加湿10％にすることで省エネ効果を高めた。試算でも、内法約30㎥のサウナの場合だと、電気量最大約55％の、CO2 は初年度9t 以上の削減が可能となった。
同社は、このほど実際の同サウナの導入施設（フィットネス）で、電力量の削減とCO2 排出の抑制効果について2 ヶ月間（2010 年12 月4 日～11 年2月4 日）にわたる調査を実施し、その効果を認めた。
重隆文社長は、「改正省エネ法の下、フィットネスなどの施設でも、関心は高まっており、サウナメーカーとして対応すべく2 年前から開発に取り組んできた。このほど、導入施設の協力を得て調査を行い、CO2 削減の試算を裏付けることができた。この結果をもとに、今後、フィットネス施設への展開を強化していく」と語った。
