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肌のバリア機能を保つフラーレン

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 ビタミンC60バイオリサーチ㈱(東京都中央区、03-3517-3251)は、機能性化粧品成分「フラーレン」を販売している。フラーレンは、豊富なエビデンスが魅力だが、新たに角層の正常化よって肌のバリア機能保持が期待できることが分かった。

 肌は紫外線やストレス、加齢などよってバリア機能が低下する。バリア機能が低下すると、角層から水分が蒸発し、乾燥をはじめとした様々なトラブルを引き起こすとされている。この角層の細胞を外的刺激から守っている重要な構造成分がコーニファイドエンベロープ(以下CE)と呼ばれる物質。水溶性フラーレン「RadicalSponge®(ラジカルスポンジ)」をヒト角化細胞に添加して3日間培養したところ、このCEが有意に増加した(グラフ)。CEの形成が促進されることでバリア機能を正常に保つことが期待できるという。


 また同社では、スクワラン溶解フラーレン「LipoFullerene®」(リポフラーレン)も販売。こちらは抗シワのデータが充実しており、23名を対象に行ったプラセボ対照ダブルブラインド試験では、シワ面積率が8週間で有意に低下した。

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