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【連載/「機能性表示食品」受理企業の戦略】-さとの雪食品『食後の血糖値や中性脂肪が気になる方の絹とうふ』

さとの雪食品(株)(徳島県鳴門市)は、食品充填包装機の製造・販売や、食品パッケージの企画提案・開発を手掛ける四国化工機(株)(徳島県板野郡)のグループ会社。豆腐をはじめとした大豆加工食品の販売を手掛け、3年前に機能性表示食品の開発に乗り出した。同社営業企画管理部の作田氏に開発経緯や販売戦略について話を聞いた。

単価下落が続く豆腐、機能性表示で新市場開拓に挑戦

―― 開発経緯について

私たちが消費者に提供する「豆腐」はそれ自体が健康食品と認識されておりますが、機能性表示食品は具体的な健康機能をうたえます。食事の一品の「豆腐」を食していただくだけで、プラスαの健康効果も提供したい、そして少しでも生活習慣病に悩む方々のために貢献できればとの思いから製品開発に着手しました。加えて、近年、流通業界における「豆腐」の平均単価が下落し、薄利多売の状態が続いています。付加価値商品を提案し、消費者からの支持を得ることで平均単価の下落を止め、回復させる担い手になれれば、との思いもありました。

―― 商品ラインアップは

現在、2品の機能性表示食品を販売しています。ひとつは、『食後の血糖値や中性脂肪が気になる方の絹とうふ』。機能性関与成分は難消化性デキストリンです。もうひとつが『骨の健康が気になる方の絹とうふ』。機能性関与成分は大豆イソフラボン。同品は、イソフラボン高含有の大豆を選別使用し、一般的な豆腐と比較して、約1.5倍の大豆イソフラボンが含まれます。大豆に含まれるイソフラボンは、エストロゲンに似た働きをして、エストロゲンの減少を補うことから、骨粗鬆症の予防・改善に効果があると考えられています。両製品とも、無理なく食べることができる量が好ましいと考え、1食を80gとしました。「機能性表示食品」という文字と商品名を目立つようにパッケージに記載しています。

―― 今後の販売戦略は

現在、総合スーパーや量販店のほか、自社通販サイトで販売しています。『食後の血糖値や中性脂肪が気になるか方の絹とうふ』は、昨春から販売しております。流通する豆腐製品と比べ2倍近い売価なので、思い描いていた販売数量まで至っていませんが、育てていく製品として販促活動を強化していきます。『骨の健康が気になる方の絹とうふ』は今年3月に市場へ投入しました。製品ラインアップが2アイテムになり、約6割が2製品の併売として採用されており、販売数量は順調に推移しています。音声POP設置や、試食販売などの販促活動を行い、認知度を上げ、両製品で年間100万パックの販売を目指します。

本記事は「健康産業新聞 1647号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら

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