新規市場開拓に期待高まる
生の野菜や果実、野草、海藻など複数の植物を微生物の力を借りて発酵・熟成させて作られる酵素製品は、健康食品の草分け的存在である。その歴史は半世紀を優に越える。その間には、栄養学の分野で食物酵素の重要性が明らかにされ、また近年では、発酵食品のよさが改めて見直されている。これまで「イメージを伝えづらい」「訴求内容が限定できない」――といわれてきた酵素製品であるが、取り巻く状況は刻々変化している。そしてここに来て健康食品市場に「デトックス」という新たな考え方が登場。これも酵素市場には追い風となりそうだ。
特集
特集【酵素】(第1142号)
特集
- 「食感・品質改良」+「栄養価」で新市場創出へ(特集:プラントベース)
- 免疫対策で 引き合い(Zoom Up:ベータグルカン)
- 高麗人参の新たな市場開拓始まる(特集:高麗人参)
- 「機能性表示食品」「海外進出」で存在感(特集:健康食品GMP)
- 「多彩な健康機能」「機能性表示」「SDGs」(特集:オリーブ)
- 機能性表示食品が続々(Zoom Up:糖管理サポート素材)
- コロナ禍で善戦、495億円で回復基調(特集:酵素・酵母食品)
- “全世代”で需要増 キーワードは「ディスプレイ疲労」や「アイフレイル」(特集:注目のアイケア素材)
- 飽和感否めず、未利用ユーザー開拓がカギに(特集:青汁)
- 産学官連携で健康事業推進(特集:中国地方)