昨年10 月、コーセー直営のエステティックサロンがオープンした。同社の高級化粧品ブランド「コスメデコルテ」を使用したフェイシャルサロンで、顧客と密接に関わる美容サービスを通じて品質アピールや顧客の開拓、ブランドの情報発信を狙う。
■ブランドの顧客開拓と情報発信
プランタン銀座モード館3 階に、コーセー直営のフェイシャル エステティック サロン“サロン ド ボーテコスメデコルテ” がオープンした。このサロンは高級化粧品ブランド「コスメデコルテ」の顧客開拓や情報発信の拠点としてサロン展開したもので、同品の愛用者や新規客向けにマッサージ、パックなどフェイシャル中心のエステティックを行う。
床面積は96 ㎡、構成は受付カウンター、カウンセリングコーナー、個室3 部屋、セルフメイクアップコーナー。内装はブランドのイメージを連想させる立体的なデザインで高級感のある空間を演出している。受付カウンター脇にコスメデコルテを約30 点展示しているが物販は行わず、あくまで美容サービスを徹底する。
■コミュニケーションを図る重要な場に
サロンは完全予約制で、肌状態や予算に合わせて“ファーストタイムコース60 分(税込10,500 円)” から“ラグジュアルAQ ミリオリティコース150 分(税込52,500 円)” まで全7 コースを設定。
スタッフは店頭販売の経験を持ち、さらにエステティシャンと美容師の資格も持つ社員を配置している。商品知識が豊富なエステティシャンにファンがつき始めリピーターも多い。
利用客はブランドの愛用者が中心だが、トライアルとして利用するケースや新規客も増え、20 代などターゲットとしている若年層の開拓にも繋がっている。オープン以降利用客は順調に増え、土日はキャンセル待ちになっているという。
同社のセレクティブブランド事業部 後藤毅臣氏は「サロンは購入客へのサービスやコミュニケーションを図る重要な場となっています。モノからコトへ。カウンセリングやエステティックなど美容サービスにポイエステティシャンは店頭販売経験も持つントを置いていきます」と話す。
話題の施設
コーセーのエステティックサロンがオープン
東京・銀座 サロン ド ボーテ コスメデコルテ
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