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代替医療

マリー秋沢の美・健・食通信
ビューティーニーズ代表マリー秋沢Vo.4
皆さん、こんにちは。マリー秋沢です。
 日本では、4月からの新たに健診制度が導入され、メタボリック症候群を始めとした生活習慣病予防の対策を真剣に考えなければならない時代に突入いたしました。


 アメリカでは、80年代に、医療費の激増により、頭を抱えた当時の上院議員のマクガバン氏が、国民が病気にかからないようにするには、一体どのような対策が必要なのか?と考えた結果、数千万ドルの国費をかけ、世界でも一流の医学、栄養学者を集め約7年間かけて、国民が病気にならないようにするための改善策についての研究を実施しました。
 その結果、約5000ページにも渡る『マクガバンレポート』が報告されました。その内容は、とにかくまずは国民一人一人の‘食生活の改善が必須だ’ というものでした。アメリカでは、その『マクガバンレポート』の影響や、医師、患者、また国民ひとりひとりの意識改革により、病気になってから薬や現代医療に頼るのではなく、まずは毎日の生活習慣から変えていき、病気にならないように努めること。
 そして様々な伝承医療や植物療法、また中医学やサプリメントなどのオルティナティブな療法を活用し、より良い健康を維持できるような社会を築きあげよう!という考え方が主流になってまいりました。
 心疾患、糖尿病、そして癌などの疾患は、どれもアメリカや日本ともに多い疾患と言われています。これらの生活習慣病の共通点は、遺伝の場合はともかく、これらを発症する方々は殆どといって良いほど、メタボリック症候群であるということです。
 日本は国を挙げての対策が、ようやく始まろうとしていますが、国や国民の意識を変え、医療費問題のみならず、われわれ日本人のこれからを考えて、取り組むべきだと思います。
 今では、代替医療などを重要視するドクターが日本でも少しづつ増えてきてはいますが、なんといっても、アメリカで圧倒的な影響力のある人物、それはアンドリューワイル博士ではないでしょうか?
 アメリカ全体が、西洋医療のみで社会を変える限界を感じていたとき、ハーバードので植物学の学位
を取得した後、同医学校を卒業し、国立精神衛生研究所やハーバード大学植物博物館の研究員などを勤め、15年にわたって世界各地で伝統医学などを従事している、統合医療の世界的権威です。
 現在、アリゾナ州ツーソンにあるアリゾナ大学医学校診療教授、同校統合医学プログラム理事を勤める傍ら、ワイル・ライフスタイル研究所を設立・運営し、統合医学基金を創設し、自らが立ち上げたブランドの収益の一部は寄付をしつつ、統合医療の普及運動を続けています。
 私、マリー秋沢は、3年ほど前にワイル博士の講演をアメリカでまじかに聞かせていただき、これからの日本には、博士の理想とする、統合医療が実に重要だ!と実感したことを今でも鮮明に覚えています。 
 多くの日本人が生活習慣病からいつか開放される日が来る日を願っています。

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