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国民生活センター発表、旧茶のしずく石鹸の危害状況

 独立行政法人国民生活センターは14日、「旧茶のしずく石鹸」(2010年12月7日以前の販売分)による危害状況について発表した。


 「当該石鹸を使用していると、含有されていた加水分解小麦に対してアレルギーを発症する。その多くは、湿疹やかぶれなどの皮膚障害だが、全身性アレルギーを発症している例や、もともとアレルギー体質ではなかった人が突然アレルギーを発症している例もある。専門家によると、どのくらいの人が小麦アレルギーになってしまうかは、正確なデータがない為はっきり分かっていない。2人に1人の割合で起こるような頻度のものではないが非常に稀とはいえない現状」と述べた。
 
 販売元の㈱悠香ではすでに商品の回収・返品受付等の対応を行っているが、販売個数は約4650万個と多く、把握しきれていない利用者もいるとみられる。国民生活センターでは被害拡大防止の為、広く消費者に呼びかけている。
 

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