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【2018上半期】「工場の人手」は?-化粧品受託製造企業を調査-

8割強が人手不足、ロボット導入検討企業増加

編集部が化粧品受託製造企業150社(有効回答62社)に対し「工場の人手」について聞いた調査では、「人手不足」「やや人手不足」の回答が合わせて87%に上った。少子高齢化の影響で、産業界全般で人材の不足が深刻化する中、化粧品受託業界でも工場の人手確保に苦慮している。

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対応策としては「パート・従業員の時給アップ」や「子育て支援」「シフトなど働きやすい環境の提供」「外国人労働者の活用」「ラインの自動化」などの回答が多かった。

産業用ロボットの導入については、「既に導入している」との回答は5%、「検討はしている」(52%)と合わせると、昨年調査よりも14ポイント上昇。多品種製造が主で受託製造業の性質や、初期投資コストへの懸念から、人手が必要な作業が多い、産業用ロボット導入に踏み切る企業は少ない。とはいえ、深刻な人手不足への効果的な対応策が見つけられない中、検査部門など導入しやすい設備から機械化するなど、省力化を着々と進める企業も見受けられた。

ウェブでは一部を公開。記事は「健康産業新聞 1646号」に掲載しています。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら

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