“冷え”対策はもちろん、健康・美容のために日常的に身体を温めるライフスタイル「温活」の人気
が年々高まっている。最近は、冷えがもたらす危険性や夏場の冷え対策、温活のメリットを紹介する書籍や雑誌の特集も増えており、温活実践者も増加傾向にある。冷え対策・温活サポート商材市場には、温熱治療器などの家庭用医療機器をはじめ、水素浴・炭酸泉浴用の温浴装置、入浴剤、腹巻き、温感衣料品等、身体を外側から温めるNon-Foods商材をはじめ、ショウガやヒハツなどの温感素材を用いたサプリメントや食品等、身体を内側から温めるFoods商材が流通。冷え対策領域の機能性表示食品は240品、今年だけで23品が新たに受理されている。最近では、Non-Foods商材とFoods商材のクロスセル、“温活+腸活”や“温活+眠活”など、温活+〇活による提案で、消費マインドを高める動きが奏功している。
温活のメリット浸透、実践者も年々増加傾向に
冷え研究の専門家の話では、女性の約8割が抱えるとされる末端の冷え症状よりも、男女問わず国民の 6割程度が抱えているとされる深部体温が低い「内臓冷え」が危険とされている。内臓冷えは、食生活
や喫煙、運動不足など生活習慣の乱れをはじめ、冷たい食事や飲料の過剰摂取、化学繊維の衣類、夏場の冷房の過度な使用、薄着などが原因とされる。
深部体温が1℃下がれば免疫は3割以上、基礎代謝は 1割ほど低下するとされている。近年、全国的に猛暑が定着した我が国では、夏場に冷たい飲料やアイスクリーム、連日のクーラーで体を冷やす行為を行う人も年々増加していると思われる。こうした夏場に過度に体を冷やす行為を繰り返すことが「冷え貯金」を生み、秋口から冬場に掛けて、免疫力を低下させ、風邪を引きやすくなる、自律神経が乱れるなど、様々な弊害をもたらす要因になると、警鐘を鳴らす専門家も少なくない。
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