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九州エグゼ2日オークラで、機能表示の可能性をテーマに80社、120人超が

 2日、博多のホテルオークラで開催の九州エグゼクティブ会議(共催:日健栄協)に120人を超す産業人の参加申し込みがあり、大きな盛り上がりを見せている。今回は①消費者庁の健康食品を巡る諸政策の最新情報について、②日健栄協が受託した機能性評価モデル事業の取り組み、その進捗状況の最新報告、更には、日健栄協の評価モデル事業の取り組みに、産業界の声を届けるパネルディスカッションが行われる。若手の企業代表なども加わり活発な議論が期待される。
 いずれも、健康産業界にとっては関心の高いテーマではあるが、併せて近年元気な九州の健食通販などの販売業者の代表が多数集結し、原料素材、加工、販売の各分野の代表企業が結集することから、その展開には大きな期待が集まる。
 日健栄協もこうした機会を捉え、地方支部の確立に向け動き出した。下田理事長自らが現地入りし、産業団体などとも意見交換し、支部設立への協力と参加を呼びかけるほか、協会役員が新しいJHFA制度の普及に向けたアピールも行う。いずれも、強力な日健栄協の確立と、日健栄協の機能性評価モデル事業の取り組みを成功させることで、産業界から自立的に、表示制度の確立に向けたうねりを生み出す狙いがある。
 支部設立に向けては、地方からも『幅広い会員の声が反映できる理事制度の改革を』という声もでている。こうした地元の声にどのように応えるのか、支部設立は九州にとどまらず、全国規模での展開となるものと見られ、下田理事長の手腕が試される。


 また、産業界に投げられた評価モデル事業が機能表示実現の第一歩となるか、産業界にとっても重要な岐路となる。エグゼ会議では九州の成果を踏まえ、東京、札幌、富山、新潟などでの開催も模索し、全国の産業従事者の結束を強化する(既に九州エグゼの申し込みは締め切っている)。

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