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健食懇調査・健康食品利用、半数が1年以上の継続

60代以上、「ほぼ毎日」が8割
 健康と食品懇話会は「2013健康食品に関する消費者調査」の結果を発表した。
 健康食品の利用期間は、週1回以上の利用者のうち、、3ヶ月以上の継続利用は8割以上で、1年以上も半数の5割以上におよぶなど健康食品が普段の生活の中に浸透していることうかがえた。
 利用している素材は「グルコサミン・コンドロイチン」「ブルーベリー類」「マルチビタミン」「青汁」などが多い。
 健康食品で改善したいことでは、「疲れやすさ」「眼精疲労」「ビタミン不足」が上位を占めたほか、20~40代の女性では「お肌の調子」「冷え性」を挙げる回答も目立った。


購入先、20代は店舗主体 50代、6割がインターネット経由
 健食・消費者研究ワーキンググループでは、健康食品(事前調査で週1 回以上、特定の健康食品を使用している人)を摂取している消費者を対象に、意識・実態調査を例年行っている。
 今回の調査は昨年11月、20~70代の男女624人(男性:312人/女性:312人)を対象に実施したもの。
 健康食品の利用頻度は、7 割以上が「ほとんど毎日(週6 、7 回)」(77.6%)と回答。
 また、60代以上は85%以上と高く、健康食品が日常生活に定着している様子がうかがえた。
 「週に4 、5 回」「週に2 、3 回」は、それぞれ12.2%、6.5%。使用継続期間を聞くと「3ヵ月以上1 年未満」(30.7%)「3 年以上」(28.3%)と続く。また、現在使用している健康食品を1 年以上継続して使用している人は50%を超えていた。
 健康食品の使用実態として、具体的な商品名を回答してもらい、食品の種類ごとに件数を集計した結果、「グルコサミン・コンドロイチン」「ブルーベリー類」「マルチビタミン」が上位を占めた。今回、大きく順位を上げたのが「青汁」。前回調査の20位から一気に7位にランクアップした。「DHA・EPA」「ニンニク」「黒酢・香酢」など、宣伝等でよく目にする素材も目立った。

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