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【ZOOM UP】「オーガニック」好機到来! 専門店続々オープン

オーガニックの認知・普及に向けて、小売りの動きが活発化している。オーガニックスーパーのビオセボンが年内に約5~6店舗の出店構想を発表。東武百貨店では今年、オーガニックイベントを初開催した。消費者がオーガニックについて理解を深める好機が到来している。消費者1万人アンケート調査では、20代・30代男性の購買意欲が高いという調査報告が発表された。「高くても買う」という新しいユーザー層の誕生は、今後さらなる需要を生み出す可能性も。オーガニック市場に、追い風が吹いている。

健康産業新聞1643号オーガニック

オーガニックスーパー続々オープン 百貨店でのイベント開催で“より身近な存在に”

「選択基準がよくわからない」、「どこで購入できるのかわからない」などの声が聞かれるオーガニック食品。多くの消費者にとって“高額”というイメージだけが今まで独り歩きしてきた。市場定着には様々な課題があるなかで、認知・普及に向けた新たな動きがみられはじめた。

百貨店でのイベント開催やオーガニックスーパーの出店ラッシュなど、2018年は小売りの動きが活発化。オーガニックが“より消費者の身近に”なることで、国内市場に追い風が吹きはじめている。オーガニック製品を中心とした食品スーパーマーケットのビオセボン・ジャポン(株)、4月20日、東京・中目黒に日本2号店を開店した。同店では国内外の有機農産物および加工品、フランス直輸入のビオ(有機)ワイン・チーズ、化粧品など豊富に品揃えするほか、子育てファミリーを応援するサービスなど提案している。さらに……

ウェブでは一部を公開しています。全文は「健康産業新聞」紙面(1643号)で

オーガニック、新たなユーザー層が誕生

オーガニック購入層はおもに子育て世代や富裕層といわれるなか、新たな消費者層の誕生など、興味深いデータがこのほど公表された。

“消費者1万人のアンケート調査”を実施したオーガニックヴィレッジジャパン編集長の山口タカ氏によれば、「20代・30代男性の購買意欲が高い」ことが調査により浮き彫りになったという。同氏は、「10年前には考えられなかった意外な購買層」と指摘。この層の購買理由について、“利他的な意識”で、「生産プロセスや環境保全、生産者サポートなどの意識が働いている」と語る。この新たなユーザー層が今後の流れを変える可能性も十分にあるとしている。

このほかの調査についてもオーガニックが伸長傾向であることがわかる。例えば……

ウェブでは一部を公開。記事は「健康産業新聞 1643号」に掲載しています。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら

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