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アガリクス安全問題で議論紛糾 再び2段階発がん性試験実施へ

中期多臓器発がん性試験で発がん促進作用が認められたキリンウェルフーズ㈱のアガリクス製品について、2段階発がん性試験を再度実施する公算が高くなった。今月19日に開かれた食品安全委員会の第1回専門家会合で、試験データの再現性が議論の焦点となり、再度試験を行うべきとの意見が複数の専門委員から出されたため。試験を実施した国立医薬品食品衛生研究所(以下、衛生研究所)の菅野純氏は「多臓器発がん性試験では(結果が)きれいに出ている」と述べ、追加試験を実施しても同様の結果になるとの見方を示している。一方、アガリチンが原因物質かどうかの検討結果は今回報告されなかった。次回会合で報告される見通しだ。

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