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肥満人口減らず、“コロナ太り対策”で活発な抗メタボ市場(特集/抗肥満・抗メタボ)

未だ収束の糸口がみえない新型コロナウイルスの感染拡大。感染防止を目的に多くの企業や学校がテレワークやオンラインツールを導入し、ウイルスへの感染機会減少に努めているが、深刻化しているのが活動自粛による運動不足だ。コロナ禍で体重増加する人が急増し、新しく登場した“コロナ太り”という言葉はすっかりと定着した。コロナの影響を受ける健康食品市場でもとりわけ肥満対策商品は好調で、特に機能性表示食品では抗メタボ関連商品の動きが活発となっている。

止まらぬメタボ人口 コロナで肥満化が加速

厚生労働省の最新の発表では、メタボリックシンドローム該当者・予備軍はここ5 年でさらに増加し1,412万人になったことがわかった。

また、肥満についても、体格指数BMIが25以上の割合が男性で33%、女性で22.3%に上り、日本人の約3 人に1 人超が該当する結果に。肥満大国化に歯止めがかからない状況となっている。

年代別にみると、男性では40歳代が39.7%と最も高く、次いで50歳代が39.2%。女性は60歳代が28.1%と最も高くなっている。

肥満化が進む日本だが、追い打ちをかけているのが新型コロナウイルスの感染拡大。一昨年中国武漢に端を発し、世界中を巻き込んだコロナパンデミックは1年以上経過した今もなお収束の目処が付かない状況。ウイルス感染拡大防止を目的に全国に広がった外出自粛により、活動機会が大幅に消失し、国民全体の運動不足を招いている。

また巣ごもりによる食べ過ぎや飲酒量の増加も問題視されており、運動不足と相まって肥満化する“コロナ太り”は今や大きな社会課題になりつつある。コロナ禍での実態について…

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