健康産業オンライン

ASEANサプリハーモナイゼーション 規制一本化へ、年内署名に向け調整

医療経済研究・社会保険福祉協会の主催による健康食品フォーラム「健康食品の輸出促進とASEANのサプリメント市場の動向」が3月7日に都内で開催され、ASEANヘルスサプリメント協会連合会会長・元会長が来日、規制が一本化されるASEANサプリ市場の展望について説明した。ASEANのサプリハーモナイゼーションに関する協定は、年内の署名に向けた調整が進められているとした。世界市場の3割を占めるとされるASEAN市場の動向に大きな注目が集まる。

 

日本の栄養補助食品輸出額が増加

 フォーラムは社福協が主催、日本健康食品規格協会(JIHFS)と健康食品産業協議会が後援した。会場開催は3 年ぶり。農林水産省輸出・国際局輸出企画課輸出連携推進調査官の西尾暁氏が、「農林水産物・食品や健康食品の輸出促進に向けた施策の方向性」と題し講演した。「2050年までに国内人口が20%減少し、高齢化率は大きく増加することから、今後国内の食市場の大きな拡大は見込めない」とした上で、「世界人口は30%増加し、世界の食市場は、日本のマーケットとなる可能性がある」と指摘。食品の輸出への期待について解説した。
同氏は栄養補助食品の月別輸出額について、2021年1 月は11億7,000万円だったが、増加傾向が続き、2022年12月は36億9,900万円になっていることを紹介。一般貿易による輸出のほか、越境ECが拡大傾向であることなどを解説した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続きは、本紙3月15日発行号(1760号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから

該当記事および過去のバックナンバーは、電子版ページからも閲覧いただけます。

■「受託製造企業ガイドブック2022年版」 好評販売中■


2017年版を全面改定し、「機能性表示食品への対応」を追加。各社の概要、特色、業況、連絡先がこの一冊に。健康食品・化粧品の製造、各種試験・分析依頼、原料調達などに、ぜひ本書をご活用ください。⇒詳しくはこちら

行政・業界ニュース

企業ニュース

特集

PAGE TOP