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【ヒト幹細胞コスメ】“肌再生”追求の“高級スキンケア”として続伸

ヒト幹細胞コスメ市場の拡大が続いている。再生医療分野から派生した高級スキンケアカテゴリーとして店販通販はもとより、美容クリニックやエステサロンなどプロ用でも一大マーケットを形成。“肌再生”を追求する幹細胞培養液およびエクソソームの技術革新とともに、従来のコアユーザーである中高年女性層だけでなく、男性向けの提案や、SNSによる若年層への広がりなども見られ、幅広い年齢層に定着している。

受託ランキング上位の“幹細胞培養液”

ヒト幹細胞コスメの市場が拡大している。再生医療分野で培われた技術がコスメに応用され、“肌再生”を追求する高級スキンケアカテゴリーとして定着。美容クリニックやエステサロン専売のプロ用
から、DgS、百均ショップ等のホームケア用に至るまで販売が広がっている。コロナ禍以降に拡大してきた通販においては、SNSやインフルエンサーによる影響も大きく、TiktokやInstagramにおける「幹細胞美容液」「エクソソーム美容液」「リジェネレーティブスキンケア」などの情報発信がバズり、若年層への認知も急上昇。女性向けだけでなく、美意識の高い男性向けの提案も見られ、従来の中高年層だけでなく、若年層に至るまで幅広く関心が高まっている。
 本紙化粧品受託調査(化粧品受託メーカー119社回答)によると、人気素材ランキングで、幹細胞培養液・エクソソーム(ヒト・植物含む)は、2025年上期2位、下期1位と上位にランクインしている。

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