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沖縄県健康産業協議会、新春講演会に約60人 「関係団体と協力し、健康長寿に貢献を」

(一社)沖縄県健康産業協議会(沖縄県うるま市)は2 月28日、那覇市内で「新春講演会・交流会」を開催、約60人が集まった。

 冒頭、同協議会会長の宮城幹夫氏が登壇。同氏は、都道府県別平均寿命で沖縄は男性が前回36位から43位、女性が7位から16位にそれぞれ後退していることを挙げ、「県民一人ひとりの健康への意識改革が最も必要」と強調。そのうえで、「先輩方が築き上げた沖縄独自の伝統文化を継承し、健康と長寿を取り戻すため、県をはじめ、関係団体と協力し、健康と長寿に貢献していこうではありませんか」と会員企業に呼び掛けた。
講演会では、消費者庁食品表示企画課課長補佐の宇野真麻氏が、オンラインで食品添加物の不使用表示に関するガイドラインについてオンラインで講演を行った。

 続いて、同協議会専門コーディネーターの照屋隆司氏が、沖縄独自の機能性食品認証制度「WELLNESS OKINAWA JAPAN(WOJ)」の概要や活動内容などを報告。累計認定商品は26商品(16社)で、第9回の認証審査も終えたという。

 今年度は、県内におけるWOJの認知普及活動として県内イベントの参加や、県内新聞社に定期的な広告を出稿したほか、県内医療・健康支援団体や大学との連携体制の構築に着手。また、ホームページを改修し、認証商品に使用されている県産素材の魅力や歴史などを紹介する連載コラムを始めた。次年度は今年8月と来年2月に認証審査を行うとしている。

 また、(一社)トロピカルテクノプラス主任の廣瀬美奈氏が登壇し、沖縄県産素材のエビデンスなどについて講演。沖縄県産素材を用いた複数の研究レビューを作成済みで、現在、桑由来モラノリンの研究レビューの作成を行っていることを報告した。

 

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