オリザ油化㈱(愛知県一宮市)は10月、「シーベリーエキス」について、前立腺肥大抑制が期待できる作用およびノコギリヤシエキスとの相乗効果とその黄金比について米国特許を取得した(US12414977)。両素材に関する組み合わせの黄金比については、すでに日本で特許を取得しており(特許7237204号)、同特許について世界特許出願(PCT出願)をしていた。
特許内容の基となる研究では、ノコギリヤシエキスとシーベリーエキスを組み合わせて前立腺肥大の原因となる5α-レダクターゼの阻害作用を評価し、相乗効果を示す黄金比 3:1~1:2(ノコギリヤシエ
キス:シーベリーエキス)を発見。シーベリーエキス単独でも 5α-レダクターゼ阻害することも見出している。日米での特許取得で「サプリメントなどの製品にもシーベリーエキスとノコギリヤシエキス
の上記の濃度比で配合する提案を世界レベルで積極的に強化していく」としている。
続きは、本紙11月5日発行号(1823号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから
該当記事および過去のバックナンバーは、電子版ページからも閲覧いただけます。









