統合医療

台湾で国際医療・ヘルスケア展示会 快眠商材、ベニクスノキダケ健食、水素関連商材なども

台湾国際医療展覧会「MEDICARE TAIWAN」が先月16~19日の4日間、台北市の世界貿易センターで開催された。併催の「SenCARE(高齢者ライフスタイル&ヘルスケアショー)」と合わせて前年比106%の468社(932小間)が出展。会場では最新の介護・福祉用具や高齢者向けサービス、医療・健康機器、健康食品など幅広い商材が展示され、国内外から約6万3,395人(うち海外バイヤー1,272人)が来場、連日活発な商談が行われた。

 初日のオープニングセレモニーで主催者の経済部国際貿易局・副局長の楊淑媚氏(写真)が「医療・介護市場は2015年に944億台湾ドルに達し、2014年と比較し10%の成長となります。世界経済が低迷の中、バイオ医療産業はさほど景気の影響を受けておりません。また世界のバイオ市場は2019年に4,450億米ドルに達する見込みです。そして、医療機材市場に至っては診断、モバイル医療やビッグデータ解析などの分野が伸び、2019年までには4,520億米ドルになると予測されています。」と挨拶。運営者の中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)秘書長・黄文榮氏は「台湾の医療器材の製造・販売コストは欧米 と 比 較 し て 安く、海外での競争力は高い。我が国の医療 ・ 介 護 産 業 は 今 後 も 発 展 し て い く 。「 MEDICARE TAIWAN」 は 海 外 向 け 、「SenCARE」は国内向けのイベントとして、本展を成長産業のプラットフォームにしていきたい」と述べた。

 会場では、車イスや電動ベッド、浴槽、リフト、各種生活支援用具、見守りサービス、在宅介護サービスなど介護・福祉関連を中心に、超音波測定器や歯科治療器など病院向け医療機器類などのメーカー、取扱事業者が出展。台灣健康宅配科技股有限公司は、慢性疾患の患者を対象に、提携する薬剤師が処方薬を各家庭まで宅配するサービスを提案。紫金堂股有限公司は、高齢者の健康を考え、漢方素材を用いた食事を宅配するサービスで好評を得ていた。

健康・美容分野では、マッサージ器やフィットネス機器、温熱治療器、低周波治療器、酸素吸入器、サポーター類、化粧品、美顔器などが見られた。血圧計や自己血糖測定器も複数見られ、多くは日本製で……

(詳しくは「健康産業新聞」7/6発行・第1599号で)

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