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【主張】機能性食品にも影響を及ぼすか、腸内細菌叢研究の最前線

 水を飲んでも肥るヒト、人一倍食べても太らな いヒト―― これまでの栄養学では理解できない課題が、腸内細菌叢の研究で解明されようとしている。歴史的には、腸内細菌叢の研究は、光岡先生や辨野先生が先駆けとなるが、近年のゲノム解析の技術の進歩で、腸内細菌のメタゲノムや腸内細菌叢の全成分のメタボローム解析などが進み、食生活や食品因子との相互作用などが、ビッグデータで解明され、健康問題の未知なる分野の扉が開きはじめた。


 ごく最近も、健康な日本人の腸内細菌叢の特徴が解明され、約500万の遺伝子の発見を通じ、平均寿命の高さや、低肥満率との関連を示唆する研究が早大理工学術院の服部先生などにより紹介された。腸内細菌叢のブラックボックスを経由することで、うつなどの精神疾患や肥満など各種の生活習慣病のコントロールにも関係があるとされ、これまでの医学や栄養学などの領域を飛び越えた研究も進んでいる。
 10月の「食品開発展」では、機能性表・・・
(詳しくは9/7発行・第1603号で)




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