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【機能性糖質・甘味料】腸活・エナジーなど、 市場活況

機能性糖質・甘味料は、ショ糖(砂糖)に代わる甘味として、製糖メーカーや原料メーカーの研究開発やプロモーションが活発化している。特にコロナ禍以降、ダイエットや健康志向の高まり、尿病などの生活習慣病予防として低糖質、低GI、整腸などの機能を有する甘味料が注目されている。市場では、ラカント、オリゴ糖、メープルシロップ、アガベシロップなどが定番化している。原料サプライヤーは、整腸、エネルギー持続、オーラルケアなど、甘さと機能性を兼ね備えた原料開発が継続中だ。

ショ糖と機能性糖質製造の両輪経営

国内の主要精糖メーカー11社で構成されている精糖工業会では、2022年の精製糖生産量を公表。2020年の145万tから21年には150,9万t 、2022年は152 tと若干持ち直している。一方で、1972年の統計では、日本の砂糖消費量が1人当たり30kg/年だったのに対して、2022年は15.3kgと約半分近くまで落ちている。ショ糖の小売価格は2020年の197円から248円と25%以上値上がりしている。ショ糖は、3大栄養素の一つであり、呈味に加え、エネルギー減としてなくてはならない成分だが、近年は糖質制限食やダイエット目的で、ショ糖摂取を避ける傾向が続いている。医師などの専門家による砂糖の過剰摂取による生活習慣病を予防するため、消費者がショ糖を避ける傾向になってきた。。。

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