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「飲む日焼け止め」訴求の新原料販売開始 -エイチ・ホルスタイン-

エイチ・ホルスタイン(株)(東京都千代田区)は、“飲む日焼け止め”をコンセプトにしたサプリメント向け食品原料『PhytoflORAL(フィトフローラル)』を新たに発売した。天然の白トマト由来の機能性原料で、白トマトに含まれるカラーレスカロテノイド成分のフィトエンとフィトフルエンを豊富に含んでいるのが特長。

フィトエン、フィトフルエンは、紫外線A波(UVA)、紫外線B波(UVB)に吸収域を持つことから、紫外線によって引き起こされる肌ダメージの軽減が期待できるという。また、紫外線照射によって活性化されたチロシナーゼの機能を抑制する作用も確認されており、メラニン産生を阻害することで、シミやしわの対策にも有効なことから、同社では“飲む紫外線対策”や、“飲む日焼け止め”といったキャッチコピーで提案を進めていく。

同原料を用いたクリニカル試験では、スキンフォトタイプⅡ(肌の反応がすぐに赤くなり多少黒くなる)の肌状態に分類される20歳から40歳までの22人を対象に、『フィトフローラル』を500mg/日を84日間連用し、光線過敏症検査の1つである最小紅斑量試験を行ったところ、MED(24時間後に皮膚に紅斑を生じさせるのに必要な最小光線量)が60%以上と顕著に上昇することが確認され、皮膚の紫外線耐性の向上に繋がることを確認。

『フィトフローラル』については、国内では同社が一足早く化粧品原料として供給を開始しており、既に多くの化粧品メーカーでの採用実績を誇る。今回新たに食品原料の取り扱いをスタートしたことで、化粧品と組み合わせた内外美容でのアプローチとしても有効なことから、積極的に拡販を狙っていく。食品原料は水溶性の粉末タイプで、ソフト・ハードカプセルをはじめ、粉末、顆粒、打錠など幅広い製剤が可能となっている。

本記事は「健康産業新聞 1645号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら

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