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期待される「抗疲労」関連食品-疲労を感じる30代以下の男性、「栄養ドリンク」などで対策-

社会・労働環境やライフスタイルの変化により、慢性的な疲労をかかえる現代人が増えている。長時間労働の常態化で精神・肉体面の疲労を感じる人が増え、一昨年は過労自殺も社会問題になった。さらにOA化、IT化の急速な進行で日常業務でのパソコンの普及など仕事のあり方が変化。その結果、「眠っても疲れがとれない」「気持ちがたかぶって眠れない」という“脳疲労”も指摘されるようになった。

社会境変化で重要性増す疲労対策

1万人以上の男女を対象にネットリサーチ会社 マイボイスコム(東京都千代田区)が行った『疲れ・疲労』に関する調査で、慢性的な疲労を感じている人は7割弱存在し、うち男性30代以下で疲労回復のために飲むものは「栄養ドリンク」「エナジードリンク」が上位2位を占めたことがわかった。全体では、「コーヒー、コーヒー系飲料」が3割で「栄養ドリンク」(19.7%)、「日本茶・中国茶・フレンド茶など」(16.6%)、「炭酸飲料」(10.5%)となっている。

健康産業新聞1640_抗疲労

調査によると、普段の生活で疲労を感じている人は66.1%存在し、女性の10~40代では8割弱と高い傾向を示している。疲労の内訳は「身体的な疲労・疲れを感じることが多い」が27.9%で、「精神的な疲労・疲れを感じることの方が多い」が26.2%、「どちらも同じぐらい」は35.4%だった。また、疲労を感じる部位は「目」「肩」がそれぞれ4割、「全身」「首」「腰」が各3割のほか、「精神的に」も3割に上った。

「肩」「頭」「精神的に」は女性の比率が高く、10~40代女性では「肩」がそれぞれの年代で5 割と最多に。疲労の原因についての設問では「運動不足」「加齢」「目の使い過ぎ、スマホ・PCなどの画面を見る時間が長い」「睡眠不足」が3~4割で、「人間関係のストレス・悩み」も2割に達していた。

こうした社会状勢を背景に、疲労関連のグッズやサプリメントの需要は増加。特にサプリメントは通販、店販問わず売れ行きが良く、メーカーによっては前年比7割増というケースも。機能性表示食品も現在、睡眠やストレス関連と合わせ約140品目が受理されている。日本の抗疲労研究は世界的に評価されていることもあり、さらなるユニークで高水準な商品開発に期待がかかる。

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