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【12月号】高付価値化と環境対策で用途拡がる乾燥技術

 食品産業では近年、進歩した乾燥技術の活用により、食品の風味、色、食感を高める高付加価値・高品質化のほか、未利用食材の活用・商品化に取り組む企業・団体が増えている。若年齢人口の減少と高齢者の増大に伴う食品市場の「質的変化」に対応した食品開発が浮上しているからだ。乾燥技術による食品残渣や汚泥のリサイクルへの取組みも着実に拡大。生産・物流に関わる環境保全の取組みの中で、乾燥機それ自体の省エネ、CO2削減も見逃せないテーマだ。


 近年、乾燥機に関してイノベーションといえるほどの開発はないものの、省エネ・省スペースのほか、サニタリー性の向上など、需要家ニーズの高まりを反映した新機種が登場している。これまで低調だった食品メーカーの設備投資意欲が復調しつつあるほか、既存設備の老朽化に伴う更新期の到来などもあって、乾燥機市場も底打ちから回復への足取りを鮮明にし始めた。農産物の産地や魚介類の水揚げ地などで乾燥技術を利用した付加価値食品・食材の開発や未利用資源の有効利用などを手掛ける地域ビジネスが拡がるなど、需要刺激材料も増えている。

<乾燥機の主な供給企業>

■熱風乾燥機
大川原製作所
■伝熱(間接)加熱乾燥機
大和三光製作所
■振動乾燥機
中央化工機
■ラボ用スプレードライヤー
日本ビュッヒ
■マイクロ波(減圧)乾燥機
西光エンジニアリング
■電気型乾燥機
静岡製機
大紀産業
■減圧平衡発熱乾燥機
八尋産業
■汚泥乾燥機
カツラギ工業

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