未分類

【1月号】食品分野における抗酸化能測定技術の最新動向

 生体の老化と疾病の原因が体内の活性酸素消去能と関わることが解明され、欧米では既にアンチオキシダントを訴求したサプリメントが一大市場を形成している。しかしわが国では抗酸化能の表示もままならず、抗酸化という括りでの機能性食品の市場形成が遅れていた。そのような中で、国内における抗酸化能の統一指標に向けてAOU研究会が設立され、抗酸化成分の評価法について検討を進めてきている。


 今後、この評価法をベースに、国内でも抗酸化値についての表示も増えてくると思われる。抗酸化のメカニズムは多様なことから、測定についても様々な議論が続いており、簡易法から高精度法まで、また異なる指標をターゲットにした測定キット・機器が開発されている。本稿では、抗酸化能の各測定法、測定キット・機器・サービスについてみていく。

<注目の抗酸化測定装置・キットとサービス紹介>

○ORAC値測定のためのプレートリーダー紹介
 パーキンエルマージャパン
○ラジカルキャッチによる機能性研究成果と生体測定例が充実
 アロカ
○ESR法で抗酸化機能を検証、素材開発やエビデンスを取得
 バイオラジカル研究所
○抗酸化指標「ORAC」の検査受託
 (財)食品分析開発センターSUNATEC
○食品開発の基礎から臨床研究に利用拡大-d-ROMs/BAPテストによる酸化/抗酸化測定が注目-
 ウィスマー





関連記事

  1. 常磐植物化学研究所、70周年記念シンポジウムを共同開催―多数の講…
  2. 海外開発トピックス
  3. 編集部から
  4. 【支援技術】製造プロセスおよび環境対策で用途拡がる分離・ろ過技術…
  5. 汚泥・廃棄物減量装置「バイオダイエット」
  6. フレーバーから探る2006年食品トレンド
  7. 蜂産品素材の市場動向
  8. 食品業界における環境対策

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2024 出展者募集中

PAGE TOP