美肌から「メタボリックシンドローム」へ
国内では美白・美容素材としての利用が主となるブドウポリフェノール。末端の市場規模は100億円目前とも言われるが、多くの研究データを背景に、女性層中心の美容訴求から中高年男女をターゲットとするメタボリックシンドローム対応へと訴求拡大の傾向にある。またブドウポリフェノールの関連原料は、総ポリフェノール含有量で見た場合に他の競合素材と比べて価格的メリットも大きく、素材の切り替え需要も見込まれている。またこれまで副素材としての配合が主流だったが主素材としての利用も増えてきており、一般消費者への認知も拡大傾向にある。このため本年度中の100億円市場突破は間違いないと見られる。
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ブドウ関連素材 ブドウ種子エキス、売上規模100億突破へ
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