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サプリから一般加工食品まで野菜パウダー活用拡大(ZOOM UP:パワーベジタブル)

「1 日350g 野菜を食べよう」という情報は定着したが、肝心の実態は10 年以上も改善が見られず、国内の野菜摂取不足は年々深刻化している。こうした中、野菜パウダーを活用したサプリメントやスープ、ふりかけ、青汁、スムージー、健康志向の製菓などで手軽に摂取する傾向が増加。農水省による新たな野菜摂取量の“見える化”に関する取り組みも報告され、今後の野菜摂取不足の改善に新たな道筋が示されようとしている。

「健康日本21」で改善見られず

 健康日本21(第2次)最終評価報告」によると、2000年スタートした国、自治体、企業などのさまざまな取り組みにも関わらず、「野菜・果物摂取量の増加」に変化は見られず、日本人の野菜不足の改善のための効果的な取り組みが、改めて問われる結果になった。「健康日本21」ではこれまで、「野菜を1日350g以上」を掲げてさまざまな啓発活動を展開。過去の厚生労働省研究班による多目的コホート研究では、野菜や果物の摂取により、食道がんリスクが低下することも示唆されており、野菜を多く食べる人の脳卒中や心臓病、各種癌にかかる確率が低い点などの情報を発信してきた。

 また、「野菜には、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄などのミネラルや、ビタミンB2C、食物繊維、ポリフェノールなど、健康維持や調整に必須な栄養成分が豊富に含まれている」「ビタミンC、カルシウム、食物繊維の豊富な野菜は、パセリ、モロヘイヤなどがあり、シソホウレンソウ、ブロッコリー、ピーマン、枝豆など、主に緑色の野菜に多く含まれる」といった野菜の基礎的な栄養情報も提供してきた。

 こうした取り組みにも関わらず、野菜摂取の不足は年々深刻化している。「令和元年国民健康・栄養調査」(厚労省)によると、野菜摂取量の平均値は280.5g(男288.3g、女273.6g)で、男女とも20 ~ 40代が少なく、60歳以上で多いという結果に。なお、令和2年、3年は新型コロナ感染症の影響により調査を中止しているが、令和元年点では、過去10年で有意な変化がなかった・・・・・・

続きは、本紙1月4日発行号(1755号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから

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