総人口における65歳以上の人口割合が3割に迫り、医療費や介護費用の高騰が問題化している。一方、昨今のシニア層は、健康意識が高く、運動実践者も多い。体力テストの結果も20年前と比較して向上傾向にある。さらに経済的余裕からサプリの購買金額も高い。健食業界にとって、これらアクティブシニア層は魅力的なターゲットだ。実際、シニア向けの筋肉量・筋力・骨密度の維持をサポートする商品開発は活発化。機能性表示食品の受理品数は約300品となっている。高齢化率が37%になる2050年まで、市場は右肩上がりの成長が期待される。
日本の高齢化率、3割目前に
総務省統計局が昨年9月14日、敬老の日に合わせて発表した我が国の高齢者人口を見ると、総人口における65歳以上人口は3,619万人と、前年比5万人減少した。一方で、総人口に占める割合は同0.1ポイント増の29.4%と過去最高を記録した。
高齢者人口の増大を受け、フレイルや認知症に対する医療費や介護費および、その体制の逼迫が懸念される。一方、民間調査では、65歳以上のシニア世代の方が、30代よりも健康意識が高く、運動習慣が活発であるとの調査結果も見られる。国の調査でも高齢者の体力や健康寿命が年々伸びていることも発表されている。これらアクティブシニア層は、経済的な余裕を持つ人も多く、健康食品の購買金額も高い。ECにも対応しており、通販協の調査では、通販で健食を購入した全世代の中で、70代が最も多かったとの結果も出ている。
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