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【ZOOM UP】抗糖化 糖化対策に業界も高い関心

 新たな美容テーマとして着目され、現在では糖尿病などの生活習慣病対策の側面からも注目を集める糖化対策。産業界では2010年頃より次代アンチエイジングの切り札として認識されはじめ、徐々に認知が拡大。同志社大学が実施した一般認知度調査では約30%が糖化を理解しており、一般消費者の関心も高くなってきている。先月開催された「健康博覧会2017」でも、関心の高さを裏付けるように糖化をテーマにしたセミナーで満席となるなど、業界から熱視線が注がれている。



健康長寿のキーワード
糖化ストレス対策

 2009年秋にロート製薬の『エピステーム』、ポーラの『B.A. ザ クリーム』と立て続けに糖化をテーマにした化粧品が上市され、“糖化が肌老化を促進する”として女性を中心に糖化に関する認知度が高まった。以後、健康食品の登場や、老化促進の要因や生活習慣病リスクの拡大、アルツハイマー病との関連など様々な視点での研究が推進され、現在では健康寿命延伸のカギを握るともいわれている。
 糖化はグリケーションとも呼ばれ、20世紀にフランスのルイス・メイラードが、食品の褐変反応(糖とアミノ酸が一緒になり、さらにこれに熱を加えると褐色になるという現象)について研究したのがはじまりとされる。この褐変反応を同氏の名を取って「メイラード反応」と呼び、メイ・・・
(詳しくは3/1発行・第1615号で)




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