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【インタビュー】化粧品は自由で楽しいもの 若手の化粧品技術者に期待

日本化粧品原料協会連合会 会長

(セイワサプライ㈱  代表取締役) 吉岡 正人 氏

化粧品技術の最新トレンドが一堂に集う「第8回CITE Japan2017」が5月31日(水)から6月2日(金)までの3日間、パシフィコ横浜で開催される。業界団体主催による非営利の展示会としては国内最大で、今回は910小間316社(2月28日現在)、技術発表150本以上を予定するなど過去最大規模で開催される。主催する日本化粧品原料協会連合会会長の吉岡正人氏を取材した。

――「第8回CITE Japan2017」について。
今年のCITE  Japan(化粧品産業技術展)は、過去最大の910小間316社( 2 月28日現在)で開催される。大きな特長は、一般の展示会と異なり、化粧品業界団体の主催する非営利の展示会である点。国内外の主要な化粧品の最新トレンドが集結する国内最大のイベントとして、2003年から隔年で開催し、第5回目となった2011年より日本化粧品原料協会と近畿化粧品原料協会が連合して主催し、化粧品業界の発展に寄与することを目的としている。国内外からの注目度は高く、今回30社以上となる海外出展社の数も毎回増加傾向にあり、展示会の規模は回を追うごとに拡大している。
―― 毎回話題となる技術発表について。
各社が新知見や新商材など最新情報を発信する技術発表会はCITE  Japanの大きな見どころのひとつ。メーカーの技術者はもちろん、新規参入にも有益な情報が目白押しで、毎回高い評価を得ている。前回は展示会ホール内で 3 日間合計120セッションを行っていたが、今回は 3 日間で約150セッションとなる見通し。今回は、展示会場内での開催から、隣接するアネックスホールに場所を移して行われる。
―― 展示会場で工夫した点について。
出展内容は、各種原料や化粧品製造請負、容器・包材、測定器・検査機器など多岐にわたる。運営事務局では、公平に展示の場を提供するため、全出展社が角小間になるようフロアプランを設計しており、小間位置についても、全出展社参加による抽選で決定している。あえてカテゴリー別に分けないことで、来場者が会場の隅々まで見てまわるよう配慮している。また、来場者の個別対応もし易いように、今・・・

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