築野食品工業㈱(和歌山県伊都郡)は11月18日、イノシトールに関するメディア向け説明会を開催、同成分の機能性や新ランドについて発表した。
同社取締役兼営業本部長の築野靖子氏は、1947年創業の同社では、栄養成分が豊富な米ぬかを活用し、現在はこめ油事業、ファインケミカル事業、オレオケミカル事業を展開、1972年からイノシトールを製造していることを説明。国産の米ぬか由来で遺伝子組み換えなどの心配がないことを紹介した。
築野ライスファインケミカルズ㈱研究開発本部の中村紀夫氏は、同社が扱う米ぬか由来イノシトールについて、高い安全性が最大の特長の1つであることを紹介。エビデンスデータとして、メンタルケア、集中力強化、細胞機能の活性化、排卵障害への有効性、抗酸化物質の増加、塗布による美容効果など、様々な機能性が報告されていることを説明した。
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