「ポストQ10、リポ酸を探せ」─。昨年末から今年にかけて大ヒット商材となったのは、ご存知CoQ10とα-リポ酸だ。しかし商品開発の現場では、早くも来春の新商品開発を見据えた機能性素材探求がピークを迎えている。来春の健康食品市場動向を占う場として食品・医薬品メーカーの来場者も多く訪れる展示会、「食品開発展2005」では、多くの食品素材が提案された。同展で高い注目を集めた素材の中に、アスタキサンチン、オキシカイン、カシス、クランベリーなどの抗酸化素材がある。これらの素材に共通しているのは、抗酸化作用を有すること、大手企業が参入していること、バックデータが充実していることなどだ。各末端メーカーでは、現在これら有力素材を検証中で、すでに採用が決定しているものも多いという。本特集では、来年の健康食品市場で一躍ヒット商材となる可能性を秘めた素材のうち、水面下で話題となっている4つの抗酸化素材を取り上げる。
特集
キーワードは美容、アンチエイジング【特集/話題の抗酸化素材】
特集
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- コロナ禍で躍進、青汁の差別化、ペット向けなど需要旺盛(Zoom Up:ク マ 笹)
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- 「経営良好」3割に (特集:2022年総括 健食受託加工・製造特集)