統合医療

[11月号特集①] メタボ対策最前線

◆注目される検査システムとサプリメント類◆
 メタボリックシンドロームを特定する新たな健診・保健指導制度が来年4月にスタートするのに備え、医療機関は専門外来を設けるなど受け皿づくりを急いでいる。厚労省が試算した5,600万人の健診対象者のうち受診率を50%と見積もったとしても来年は2,800万人という大量健診の年となる。未病者の発見率が高まれば、より効果的な保健指導メニューが求められてくる。企業サイドも食事改善ソフトや運動指導プログラム、サプリメント類など、保健指導事業をサポートするサービスの提供に余念がない。
 注目される検査システムとサプリメント類を以下に紹介する。


★注目される検査システム
□メタボリックアナライザー:正確な代謝量測定が可能
□ジェノマーカー:遺伝子組み合わせで発症リスクを予測
□内臓脂肪計測ソフト:数分で内臓・皮下脂肪の計測・色分け・レポート出力が可能
□健康チェックシステム:メタボ対策に特化した健康ナビゲーションシステム
□腹囲計測システム:3Dカメラで腹囲を非接触で計測
□血液解析システム:超悪玉コレステロールを測定し、動脈硬化・メタボリスクを測定
★注目されるサプリメント素材
□β-グルカン高含有大麦:ヒトの内臓脂肪蓄積抑制効果、学会で発表
□ファンケル・クリニード13品:医薬品レベルの安全性を確認した医療用サプリメント
□アマニ:アマニリグナンの肥満抑制に関する作用メカニズム
□オリーブの葉エキス:血糖値や血圧の低下、血清脂質を改善
□L-カルニチン:病者用食品への利用など、臨床栄養分野へも訴求
□カイアポイモ、コタラヒムブツ:臨床試験で確認されたメタボ対応素材
□桑葉:血圧低下、血清脂質改善効果
□アカショウマエキス末:長期摂取による臨床試験でもメタボリック改善効果
□メタボ対策シリーズ:医療機関のブランド開発に豊富な機能素材で対応
□アディボネクチン分泌サプリ:動脈硬化・メタボ対策に有用なアディボネクチン分泌を促進
□生コーヒー豆エキス:代謝促進効果の高い抽出素材、ダイエット機能食としても有用
□共役リノール酸(トナリン):臨床試験で体脂肪9%減少、運動と併用では減少率20%にも
□ルテイン:摂取により加齢性黄斑変性症患者の視覚機能に有効
□コロソリン酸:インスリン様作用でメタボ指導をサポート

行政・業界ニュース

企業ニュース

特集

PAGE TOP