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上期の農林水産物輸出額 16%増の8000億円超に 抹茶ブームで「緑茶」65%増

農林水産省が4日に配信した2025年上半期の農林水産物・食品輸出額は前年同期から1000億円増加し、8000億円を突破した。品目別では、抹茶ブームを背景に、緑茶の輸出額が65%増と急伸した。

財務省の貿易統計をもとに農水省が集計。25年1~6月の農林水産物・食品輸出額は8097億円で、前年同期比15.5%増と大きく伸びた。日本食レストランの増加、日本食の認知度向上、健康志向の高まりなどが輸出増の主な要因としている。

国・地域別輸出増トップは米国で1410億円。4月から関税措置が導入され、10%の関税が上乗せされたが、前年同期比22.0%増と大きく伸びた。ホタテ貝、緑茶、ブリなどが増加した。農水省によると、関税がさらに上がる前の暫定措置期間中に輸出したとする企業の声もあったという。2位は香港の1068億円で同3.4%増、3位は中国の902億円で同15.0%増、4位は台湾の806億円で同9.6%増、5位は韓国の507億円で同22.3%増となった。

続きは8月5日発行の健康産業速報第2951号に掲載

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