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日清製粉グループ、青大豆の抗アレルギー作用を証明

 日清製粉グループ本社とグループ会社の日清ファルマは、静岡県立大学との共同でアレルギー症状の軽減・予防効果を有する食品の開発を目的とし、豆類および雑穀70サンプルの中から、アレルギー緩和作用の指標になるTh1/TH2バランスの改善作用を有する機能性食品素材の探索をin vitro試験で行った。

 その結果、青大豆(エチゴミドリ)のアルコール抽出物および熱水抽出物にTh1/TH2バランス改善に効果を及ぼす可能性が示唆された。さらに、エチゴミドリの熱水抽出物は、アレルギーマウスを用いた動物実験にて、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患マーカーである血液中のIgE値の上昇を抑制しアレルギー症状を軽減させる機能性食品素材であると結論付けた。

過熱水蒸気式焼成機の新機種

【6月号特集】抗酸化機能の評価をめぐって

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