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【12月号】変わる食品表示と印字・記録関連技術

 産地偽装表示や消費期限虚位表示のみならず、中国製品の異物混入事件などが社会的問題となるなど食品をめぐる事件がここ数年相次いで起き、食の安心感が揺らいでいる。消費者の信頼を取り戻すべく10月にはコメトレーサビリティ制度もスタートするなど食品表示や履歴管理の改善に向けた取り組みも急ピッチで進められている。同時に2次元コードやラベル、印字装置および印字検査機など履歴明確化のための資材や機器は、品質管理システムの構築を図る上でその重要性を高めている。


 本稿では、グローバル化する食品事情や生産・加工方法の複雑化といった現状をかんがみ、トレーサビリティシステムをはじめとする生産/流通管理システムの構築において鍵を握る各種コードやタグ、さらに精密性、正確さ、鮮明さに加え、簡易操作性や環境配慮の対応が進む印字装置や印字検査機、ラベラーなどの表示・記録関連技術などを紹介していく。

【注目の印字・記録関連装置】

○サーマルプリンタ

《ハイエンドモデルの機能を標準装備した卓上型THP-600シリーズ用》

 イーデーエム

《充実のサーマルラインアップで最適な印字ソリューションを提案》
 エムエスティ

○ホットプリンタ

《印字抜け対策を施した小型軽量ホットプリンタ》
 STKトレーディング

○インクジェットプリンタ

《段ボール箱などへの高品位印字を低価格で提供》
 モリコー

《人と環境に優しい「エコインク」搭載可能なMX-P》
 マークテック

○印字検査装置

《処理能力倍増で検出安定性にも優れる新機種を発売》
 ライオンエンジニアリング

《日付印字のノウハウと包装現場の声をもとに、使い易さを極めたオールインワン検査機》
 イーデーエム

○ラベル

《市場創出型のラベル印刷で石油からコメまで多様な表示ニーズに対応》
 ネット・アンド・プリント

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■2025年予定
・12月1日(月)~8日(月)
Fi Europe/ルサッフル社訪問/欧州市場調査(パリ、ブリュッセル、ロンドン)

■2026年予定
・3月3~6日 米国
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