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【6月号】最新の食品成分分析技術―進む迅速化と環境対応

 わが国では現在栄養成分表示は、成分の強調表示をする場合のみ義務付けとなっているが、今後米国のよに全ての加工食品で義務化すべきか、消費者庁ではトランス脂肪酸の表示問題を機に検討会を設け議論を行っている。
 栄養成分表示義務化を巡る議論はこの8月にも論点が整理され報告書としてまとめられる予定だ。これまでの検討会での議論を漏れ聞くと、いきなり全ての加工食品のパッケージ上への表示義務化とはならないそうだが、食品の栄養成分の情報開示は今や中小企業といえども避けられない問題となっている。
 栄養成分の情報開示のためだけでなく、原料の成分確認や製造工程の管理、製品の品質評価のための食品の成分分析は、高まる品質への要求と食品をとりまく法規制の改正の中で、分析項目、頻度とも増えており、迅速・簡便法のニーズが高まっている。


<注目の成分分析装置とサプライヤー>

●たん白分析
・ケルダール法装置
アクタック
ゲルハルトジャパン
フォス・ジャパン
なかやま理化製作所
日本ビュッヒ
・デュマ法(燃焼式)装置
アクタック
ゲルハルトジャパン
ジェイ・サイエンス・ラボ
住化分析センター
DKSHジャパン
LECOジャパン
●たん白測定の新技術
CEMジャパン
●アミノ酸分析装置
日立ハイテクノロジーズ
●ソックスレー改良装置
アクタック
ゲルハルトジャパン
フォス・ジャパン
なかやま理化製作所
日本ビュッヒ
●脂肪測定の新技術
CEMジャパン
日本ビュッヒ
ブルカー・オプティクス
●トランス脂肪酸分析
和光純薬工業
●繊維分析
アクタック
ゲルハルトジャパン
三紳工業
フォス・ジャパン
●灰分測定
アクタック
ジェイ・サイエンス・ラボ
日本ビュッヒ
LECOジャパン
●食品分野で使われるNIR装置
DKSHジャパン
日本ビュッヒ
ビーエルテック
フォス・ジャパン
ブルカーオプティクス
●ラボ向け粉砕機
大阪ケミカル


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■2026年予定
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