未分類

天然調味料市場動向2

昨年発生したBSE問題は、ビーフエキス、HAPなど牛由来の天然調味料メーカーのみならず、またそれらを中間素材としてブレンドする調味料メーカーにも影響を及ぼし、そして4月からのアレルギー表示の義務化、農薬問題、未認可食品添加物の事件も絡んで、原料の由来の確認、分析・検査、工場の品質管理など安全性を証明するデータをユーザー、流通業者に提出することに今春以降忙殺されたといっても過言ではないだろう。低価格戦争の中、もちろん検査・分析コストは各メーカーが吸収する形で、依然厳しい戦いが続いているようだ。しかしこれらの突発的なアクシデントを機に、天然調味料の安全性、原料調達から販売までのトレーサビリティーが不可欠の事項になり、各社とも安全・品質管理は充実してきたものと思われる。


●注目の天然調味料サプライヤー
(酵母エキス、酵素分解型調味料、魚醤)

アサヒフードアンドヘルスケア
味の素
キッコーマン
木江ターミナル
キリンビール/コスモ食品
興人
サッポロビール
仙味エキス
大日本明治製糖

●注目のサプライヤー
・明王物産
日本製紙ケミカル
・樋口商会

天然調味料市場動向1

食品色素の市場動向

関連記事

  1. 地域農産物活用のための高機能食品開発プロジェクト研究を追う
  2. 【5月号連載】技術シリーズ3 機能性食品素材開発におけるディスク…
  3. CLOSE UP
  4. 【12月号】食品分野における水分測定技術の最新動向
  5. 【5月号連載】機能性表示食品の発売動向を追う(31)
    機能…
  6. 今週の食人(Shoku-Nin)シリーズ3
  7. 【支援技術】食品産業における臭気対策と消臭システム
  8. 食品製造施設のためのエアコントロール技術【HACCP】

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
資料請求は【こちら】

■2025年予定
・12月1日(月)~8日(月)
Fi Europe/ルサッフル社訪問/欧州市場調査(パリ、ブリュッセル、ロンドン)

■2026年予定
・3月3~6日 米国
Natural Products Expo West

食品開発展2026

PAGE TOP